エコロジック

下水汚泥から炭化燃料


中部電力と愛知県が下水汚泥を炭化燃料にする施設を2012年4月に稼働した。

今まで焼却処分していた下水汚泥を蒸し焼きにして炭化させ燃料とする。碧南市、高浜市全域と安城市の一部の下水をパイプラインで直接受け入れる。年間33,000tの下水汚泥から2,700tの炭化燃料が出来る。

炭化燃料は中部電力碧南火力発電所で石炭燃料に混ぜて使う。

焼却処理に比べて温暖化ガスを年間4000t減らすことが出来、また火力発電所の温暖化ガスの発生も年間4000t減らせる。

この炭化燃料は1t当たり100円で中電などが設立した特別目的会社に売却するという。施設建設費は45億円。

炭化燃料の売却益は微々たるものである。2700t×100円/t=270,000円。もちろんこれではペイできるはずもないが、焼却処分費が33000t分削減されることで採算がとれるのだろう。

ただし、いつもこういった施設を作る場合の前提条件が甘かったり、設備メンテ費用の見通しが甘かったり、もしくは設計そのものがお粗末で、けっきょく金食い虫的な施設になることもある。

今回の炭化施設がそうならなければいいけどね。




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車の排ガスでCO2削減


豊田中央研究所が大容量次世代電池として期待されるリチウム空気電池で、電気を起こす反応に酸素(O2)と二酸化炭素(CO2)の混合ガスを使うと酸素だけのガスと比べて容量が3倍以上になることを発見したそうです。(日刊工業新聞より)


エネルギー密度は1リットル当り2360W/hでリチウム一次電池の6,7倍、マンガン乾電池の十数倍に相当する容量の電気を蓄えることができます。


ただし、反応で生じる炭酸リチウムによって、繰り返し充放電する二次電池は難しく、一次電池としての用途を見込んでいるそう。


自動車や工場の排ガスなどのCO2を多く含むガスの有効利用が考えられるということです。


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太陽電池材料価格が20分の1


田中貴金属工業という会社が次世代太陽電池に使う貴金属色素を量産し、2013年に販売を始めるそうです。

価格を1グラム1万円以下と現在の国際相場の20分の1に下げるというからすごいですね。

日本の太陽電池メーカーは軒並み、外国の太陽電池メーカーの攻勢にさらされて、大変な上にこの円高でかなりきつい状態です。

この田中金属工業の低コスト次世代型貴金属色素を低コストで投入できれば競争力の向上が期待できます。

量産するのは貴金属のルテニウムを使う粉末状の色素ですが、貴金属色素を使い発電する太陽電池は現在主流のシリコンを材料とする電池より変換効率が低いのが欠点です。

しかし、製造コストが安く、薄く曲げられるシート状にすることができる強みがあり、しかも弱い光でも発電する特性があります。

なので設置場所の自由度が高くなり、どこにでも貼れる利点があります。国内の太陽電池メーカーが商品化を競っています。

量産化が実現するといいですね。

タグ:太陽電池

温暖化なのに南極の雪が増える


日本とスウェーデンの共同研究の結果、南極大陸の内陸部の年間平均積雪量が20世紀後半に約15%も増えてることがわかりました。

不思議な話ですね。普通、暖かくなれば雪が溶けると思うのですが。自然とは未知なるものです。

温暖化により、海水が蒸発しそれが南極大陸に雪となって降り注ぐそうです。

ちなみに、ブリザードが吹き荒れるイメージのある南極大陸ですが、大雪になっても広大なため1日で2ミリほどしか積もらないそうです。

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の予測は気温が1℃上がると南極の降雪量が6〜9%増えると予測していましたが、この50年間での気温の上昇は0.5℃。研究結果はIPCCの予測を上回る結果となりました。




タグ:南極 温暖化

陸地のレアアース量は?


陸地のレアアース推定埋蔵量 単位:万t

中国 5500
CIS諸国 1900
アメリカ 1300
オーストラリア 160
インド 310
その他 2200
合計 11000


海で見つかった新鉱床の推定埋蔵量は
太平洋:1000億トン!

タグ:レアアース

風レンズ風車


風レンズ風車とは写真のように、風力発電のブレードの周りに筒を取り付けたものです。

一説によれば通常の風力発電の2〜3倍の出力が得られるという。

この風レンズ風車を人口浮島に建設して洋上発電の実証実験を福岡や長崎が行っている。沖合がすぐに深くなる日本ではこの浮体式が本命という。

風レンズ風車は風の流れや風圧による気圧の変化により出力が増す仕組み。

日本では風力発電に適した土地が少ないので、この浮体式洋上風力発電が期待されている。

風レンズ風車.jpg


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レアアースの巨大鉱床


ちょっと前になりますが、ハワイの東西に広がる中央太平洋とタヒチの東側に位置する南東太平洋の海底にレアアースの巨大鉱床が発見されました。

推定埋蔵量は陸上の1000倍に達するといいます。相当な埋蔵量です。推定で1千億トンとの試算結果があります。

レアアースの生産量は中国が9割以上を占め、その上輸出制限をかけているため価格が高騰して、世界的に影響を及ぼしています。

今回発見されたレアアース鉱床の大半は公海と見られていて、開発するには様々な法的措置が必要ですが、夢のある話です。

タグ:レアアース

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CO2分離技術


地球環境産業技術研究機構(RITE)とクラレ、日東電工などはCO2を排ガスから効率よく分離する高性能膜を開発しました。

デンドリマーと呼ばれる中心から放射状に枝分かれした構造の樹状高分子化合物を使用。

化合物中の窒素などの影響で水素などは通さずにCO2だけを透過します。

実用化にはもう少しかかるようですが、2015年頃には製鉄所のガスで実証実験が出来るように目指すそうです。

回収したCO2をどう使うかなどもあるでしょうが、CO2の排出抑制には威力を発揮するでしょう。


回収したCO2を枯渇しかけた油田などに吹きこむと原油の収穫量が増えた例もありますから、使い道はたくさんあるでしょうね。

何でもそうですが、混合物は使い勝手が悪いですが、純度の高い単体なら使い道も探しやすいと思います。



タグ:CO2分離

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枯れ草バイオマス発電


枯れ草から発電。

これは滋賀県多賀町の名神高速道路下り線の多賀SAで行われてる実験です。

中日本高速とヤンマーの共同研究です。

枯れ草と間伐材で作ったペレットを混焼(恐らく乾溜のことだと思います)させてはっせいした一酸化炭素や水素などの可燃性ガスを燃料にしてディーゼルエンジンで発電します。

しかし、リサイクルに限らず何でもそうですが最後は費用対効果。設備投資費などがペイできるのか。

あるいはリサイクルと言いながらそのリサイクルを実現するために他で使われるエネルギーとの兼ね合いなど。簡単にはできないでしょう。

それでも、こういった取り組みは素晴らしいです。うまくいくといいですね。


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小型家電リサイクル法


小型家電45品目のリサイクル制度の制定に向けて環境省が精力的に動いてます。

これはいわゆる都市鉱山の話です。

携帯電話、デジタルカメラ、電子辞書、携帯型ゲーム器などが対象。

環境省の試算では1年間に使用済みになる小型家電(97品目)に含まれる価値のある金属は重量で28.4万トン、金額で874億円だそうです。

現状は種類によって21〜61%が不燃ごみとして埋め立てられてます。

45品目は消費者から料金を徴収しなくても採算がとれるものを対象としたようですが、果たして上手く根付くか。

お役人の天下り先を作るだけ、と揶揄されないようにして欲しいものです。




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